皆さんこんにちは!理学療法士の高橋です。
梅の花が咲いてきて段々と春が近づいてきているのかなと感じますね^^今年は例年よりも比較的暖かいの寒さが苦手な私は非常に過ごしやすいです・w・
さて、本日は病院受診の実際ということでお話ししていきます。
身体のどこかに痛みが生じれば病院に行くということは当然なのですが、病院に行くタイミングを逃している人は多いのではないでしょうか。仕事が忙しいから、痛いけど我慢できるから、日常生活、仕事に影響はそこまでないから・・・と中々行けていない人は少なくないと思います。
結論から言いますと痛みが出現して2日以上持続するようであれば病院を受診しましょう。
なぜ早期に受診すべきなのか?下の図を見てみましょう。

痛みが発生して徐々に強度は上がっていきますが、痛みが増強しても代償動作により生活パフォーマンスは落とさずに済みます。その後も疼痛は増強していき本当に悪化してから受診するケースが非常に多いです。そして代償動作を繰り返して生活していたため、最初に痛みが発生した部位だけでなく、他の部位まで痛みが発生している場合が少なくありません。
そのため、問診すると痛みを自覚したのは半年前、1年前とお答えする患者様が多く見られます。
なぜ、痛みが悪化してから受診する方が多いのかと言いますと、例えば車は部品がどこか壊れたら動かなくなってしまいますよね。ですが、人間は身体の部位に問題が生じても他の部位で代償することが可能なため、それが利点でもあるのですが、その利点が身体を悪化させる原因にもなりうるということです。
ですから、痛みが少し持続するな・・・何日経っても痛みが落ち着かないなと思ったら早めに病院へ行きましょう。本当に悪化してからだと治りも遅くなります。ですが、痛みが弱いうちに対処すれば治りも早いです!
本日はここまでです^^
日進月歩
 
山田整形外科