皆さんこんにちは!理学療法士の高橋です。
猛烈な暑さが過ぎあっという間に秋が訪れるのではないかという気温の変化ですね・。・
さて、今日は『首の痛み』についてお話していきたいと思います。

首の痛みといっても、一般的には頚肩痛としてまとめられることが多いです。日本では『肩こり』という言葉は誰しも使うと思いますが、英語圏では肩の表記はshoulder;肩関節となるため、日本と英語圏では同じ肩という言葉でも相違があります。
頚肩痛ですが、おそらく誰しも首や肩の痛みを自覚したことは一度はあるかと思います。首だけが痛い人、首から肩甲骨にかけていたい人、首の痛みと頭痛を伴う人など各々症状が異なるのではないでしょうか。
おそらく『凝り』の一般的なイメージとして筋肉が硬くなり痛みが生じている状態と考えている方が多いと思います。実際、硬くなっている部位を押せば痛みを感じるでしょう。
しかし、硬いだけで痛みが出るのか?筋肉が硬くなる事は誰しもあるだろう。例えば前屈したときに太ももの裏が突っ張る人は多くいると思いますが、これも太もも裏の筋肉の柔軟性が低下しているため=筋肉が硬いために起こりうる事です。ですが、前屈すれば確かに痛みは生じるけども普段から痛みがあるわけではないですよね?
つまり、筋肉が硬くなるから痛みが生じるわけではないのです。
首の痛みを生じさせる部位は筋肉、関節、椎間板、神経などがあります。様々な部位から痛みを生じる可能性があるにもかかわらず、『姿勢が悪いから痛い』と言われ納得させられてしまう方は多いのではないですか?確かに姿勢が悪いと首の痛みの原因に大きく関係します。ですが、首のどこに負担がかかってなぜ痛みが生じているのかという説明がないのに納得できますか?
今回は首の痛みについて知識を深めてみましょう。次回は首の痛みの原因について詳しく述べていきたいと思います!
では本日も頑張っていきましょう!
日進月歩
山田整形外科