皆さんこんにちは!理学療法士の高橋です。
更新続けます!更新続けます!そう何度も言ってるくせに、全然更新してないじゃないか!!!
確かにその通りです。。。更新しなきゃ;;;そう思い確認したら、2週間以上経過していました。。。申し訳ございません><
マラソンの方は右足に違和感というか痛みがありまして、最近はあまり練習ができていません^^;それに加えてコロナウイルスの影響により大会が現状開催できない状態となっておりまして・・・目標もなかなかない状態です><
さて本題ですが、本日は股関節の適合性について話していきたいと思います^^
適合性というとピンと来ないと思うので、股関節の安定性は良いor悪い

人により様々な意見があると思いますが、同じ球関節である肩関節と比較すれば安定性は非常に高いです。
ですが、哺乳類と比較した場合、人間の股関節の適合性は高いとは言い切れません。
大腿骨には頚体角前捻角というものがあります。
頚体角(下図):大腿骨骨幹部軸と大腿骨頚部軸のなす角度

前捻角(下図):大腿骨体部と大腿骨頚部の捻じれの角度

頚体角も前捻角も成長とともに減少します。大腿骨を真上から見た時に、骨頭はやや前方に向いています。つまり、骨頭の前方部分は露出している事になります。
臼蓋形成不全の人では、この前捻角が増大している場合が多く、健常人よりも更に露出している事となります。
適合率に関しては論文により差がありますが、健常人でおよそ80%、臼蓋形成不全では50~60%程度となっています。
ちなみに、ヒトは生まれてすぐ歩けませんよね?それは、根本的に股関節が安定していないのです。新生児は頚体角は150°近くあり、前捻角も25°程あります。そのため、臼蓋と骨頭の適合性は非常に悪いため、立てないのです。
よく、大股で立ったり、よちよち歩きをしたりしていますよね?
それもちゃんと理由があります!!
詳しい話は次回にしましょう;w;次回は四足動物と人間の股関節の違い、股関節適合性が悪いとどうなるのか。等についてお話したいと思います!!!
今度は絶対遅れず更新しますので!!
最近 King Gnu にはまってます。良い曲多いので、皆さんもぜひ^^
では、皆様お疲れ様でした。
山田整形外科