こんにちは!理学療法士の富田です。   10/21(月)に院内の勉強会を実施しました。   今回のテーマは「脊髄神経から診る腰痛」!   腰回りもたくさん神経が走行していますが、腰椎の支配神経って あまり話に出てこないですよね。   椎間板も前面・側面、後面と支配神経が分かれています。   椎間板前面・側面は灰白交通枝   椎間板後面は硬膜枝   椎間関節は後枝内側枝に支配されています。   椎間板ヘルニアは椎間板後面に走っている硬膜枝が損傷されてしまうので、 強い痛みが出てきます。   腰痛も支配神経が損傷されれば、 強い痛み」や「ここが痛い」など場所の訴えも見られるでしょう。   しかし、 外来でのリハビリだと、腰痛は   強い痛み(鋭痛)より「鈍い痛み(鈍痛)」が多いですし、   痛む場所が腰だけでなく 大腿周囲など下肢の方にも痛みが出ていることが多いです。     これは、「関連痛」と「神経根性疼」による影響が考えられます。     次回はこの関連痛と神経根性疼痛について書いていきたいと思います。
山田整形外科