皆さんこんにちは!理学療法士の高橋です。
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
私は毎年初詣に行き今年も更に成長できますようにとお願いをしております・w・まあ願い事ではなく、一人でも多くの患者を治せるように日々頑張っていきたいと思います!
では、本日のお題ですが新年一本目は首の側屈と回旋についてです。首に関しては以前の記事で解剖学的な事や機能的なことなど述べているのでご参照ください^^
人間の頚椎は前後の屈曲/伸展、左右の側屈、左右の回旋運動に分かれます。その中で側屈と回旋運動は切り離せない関係でございまして、側屈と回旋は運動時に混在した動きになります。
カップリングモーション  

つまり、側屈運動をすると回旋運動も伴うということです。ですが、運動の割合におきましては個人差があり不明点が多いです。頚椎のカップリングモーションを細かく説明すると難しいため、側屈(回旋)したときに回旋(側屈)を伴うと覚えてください。
同時に起こっているイメージが湧かないと思いますが、それが普通です。椎体一つ一つが動いている感覚を持つ方が困難なわけです。
ここで日常的に簡単にカップルモーションが起こっているかチェックする方法があります。
①鏡の前に立ってください
②左右に首を倒してください。(側屈運動)
③顔面がきちんと前方を向いているか確認してください。
カップリングモーションが正常に起こっているならば、顔面は正確に前を向いているはずです。しかし、カップリングモーションが正常に起こっていないと顔面はやや下方に向いてしまいます。
顔面が正確に前方を向いてない人は上位頚椎に問題がある可能性が高いです。上位頚椎の関節運動不良や後頭下筋群の緊張亢進や姿勢不良など様々な問題を抱えているかもしれませんので、一度整形外科の受診を勧めます。  
本日はここまでです。
本日もお疲れ様でした!
日進月歩
山田整形外科