スポーツ整形外科の対象となる症状、疾患
スポーツ中の外傷（骨折、脱臼、捻挫など）や、主にスポーツによる使いすぎが原因とされる疾患が対象です。よく知られているものでいえば、テニスひじ、ひざの靭帯断裂(とくに前十字靭帯断裂)、ジャンパーひざ、ゴルフひじなどが挙げられます。
近年、よく見られるのは、ランニング障害です。とくにマラソンをされる方がひざの痛みを訴えるケースが増えています。
当院の治療方針
整形外科(一般整形外科)と同様、お薬、注射、物理療法、そして理学療法をバランスよく組み合わせますが、異なるのは患者さまの「治療の目標」です。
治療後、「普段どおりの生活を送ることができればいい」という患者さまと、「以前と同じようにスポーツを行いたい」「スポーツに復帰したい」という患者さまでは、治療方針が自ずと変わってきます。一般の患者さまであれば、身体を傷める原因となるスポーツを辞めることも選択肢に含まれますが、一線級のスポーツ選手では、そうはいきません。また、長期間の休養が許されない選手であれば、速やかに治療することも求められます。
当院では、こうした高い治療の目標をもつ患者さまにも対応しています。
